責任感が強い人は
「私が抜けたら回らないんじゃ」
って転職できなかったりする。でも殆どの仕事は代替可能だし
そもそも平社員1人抜けたら
回らなくなるほど業務過多にしている
会社の経営陣が悪いので
自分の幸せのことだけ考えよう。身勝手でいい、
会社はあなたの人生に
責任取ってくれない。— 奈月@ズボラ社畜美容ブロガー (@Cutiecutiey) 2019年2月26日
忙しい職場の状況を見て、「今辞められたら困るだろうな…」と悩む人、結構多いかと思います。
人数も少ないし、自分がいなくなったら、完全にまわらなくなってしまう。
そもそも、引き継ぎをする相手もいない。
上司もみんな疲れた顔をして、下の仕事を手伝ってくれている。
職場の人たちもいい人ばかりで迷惑をかけたくない。
こんな状況で、「辞めたい」なんて口が裂けても言えないよ…!
…というところだと思いますが、ここで残酷なことを言います。
「あなたにしかできない仕事」はありません。
すべての仕事は代替可能
辛辣に聞こえるかもしれませんが、すべての仕事は代わりが効きます。
責任感の強い人ほど、「ここは私がいないとダメだから!」と思い込んでしまいますが、現実的には、そんなことはありません。
人が少なくなったら少なくなったらでも「今いる人で回すしかなくなる」わけですし、いざそういう状況になったら、なんとかなります。そういうものです。
私の職場でも、ある日突然派遣の人が来なくなった、なんてことがありましたが、それでも何だかんだ仕事は回りました。何故なら、やるしかないからです。
私も、パツパツな状況のなかで部署異動をしなければいけないことがありましたが、それでも3日程度で引き継ぎをして異動することができました。
高いポストについているのであれば引き継ぎに少し時間はかかるかもしれませんが、一般的な社員であれば、基本的には代替可能、と考えて良いかと思います。
忙しいのはあなたのせいではない
そもそも、5人しかいないスタートアップならともかく、まず、1人欠けただけで破綻する時点で、人事が問題ですし、部長やマネージャークラスならともかく、1人の社員に頼りきっているという状況は会社としてどうなのか、と思います。
人材というのは、循環するのが当たり前です。
だから、「辞める」ことを会社は想定するべきだし、「辞めたい」と思わせることを限りなくゼロに近くなるような働きやすい環境を作っていくべきだと思っています。
そして、職場が大変な状況になっているのは、あなたの責任ではありません。十分な人材が確保できていなかったり、無茶苦茶なスケジュールを是とする会社の責任です。
あなたが責任を感じる必要は1ミリもないんです。
責任感があり、真面目な人ほど鬱になりやすいと言います。「自分がやらなきゃいけない」と背負いこんで、「辞めたい」と言い出せずに働いて、結局鬱になって、そして鬱になってもなお、「会社に迷惑をかける」と自分を責める、という負のループ。
仕事が忙しすぎると思考が停止してしまいがちですが、まずは「本当に自分がやらなきゃいけないのか」を考えてみてください。
会社の人生ではなくあなたの人生
そうやって冷静に考えてみると、「あれ?なんで私はこんな会社に苦しめられてるんだ?」という気持ちになってくるかと思います。
やりたい仕事ならともかく、「辞めたいけど人が少なくて忙しくて辞められない会社」に、自分の人生を捧げるのは、ものすごく時間の無駄だと思いませんか?
私は、もっとも大切なものはお金でも地位でもなく「時間」だと思っているし、1番大事にするべき生き物は「自分」だと思っています。
それでもまわりや会社に迷惑をかけたくないという優しいあなたに、私が代わりに言います。
大丈夫、あなたがいなくても仕事はまわる!