月々の収入を5万円だけでも上げたい…!
そんな人があれこれ検索して辿り着くのが「ブログ」という選択肢。
実際に私も3年前にブログを始め、書くのが楽しくて続けていたら、気付けば今ではちょっとした副業になっていました。
ただし、ブログで収益を出すためには少なくとも半年から1年間は根気強く書き続けなければなりませんし、文章を書いたことのない人や、Webに疎い人だとそこそこの苦行になるかと思います。
それでもやりたい!という方が多かったので、今回はじめてブログで稼ぐ仕組みや、私が使っているブログサービスについて書きたいと思います。
興味のある方はぜひ、参考にしてみてね!
ブログでお金を稼ぐ仕組みは?
まず、大前提としてブログで収益が発生する仕組みについて説明します。
「ブログ」は名前こそ日記のようですが、検索されて出てくるWebページなので、立ち位置としては他のホームページやWebメディアと何ら変わりはないと思っています。
そんなブログが収益を上げられるのは「広告塔」となりうるからです。
Amazonを例に用いて説明すると、たとえば、とある本があったとして、レビューが0だったら「本当にこの本は面白いのかな…」と疑問に思い、Amazonから買う人はあまりいないかもしれません。
しかし、その本を実際に読み、ブログに書評を書いてリンクを貼って投稿することで、それを読んだ人がそのリンクから本を購入する可能性があります。
すると、Amazonにしてみれば「こちらが宣伝をして本を売ってくれた」ということになるので、広告費として数パーセントお金を支払ってくれます。
ざっくりですが、これが「ブログ」で収益が発生する仕組みです。
この一連のことを、世間では「アフィリエイト」と呼びます。しかし、アフィリエイトって、正直あまり良いイメージがないですよね。
でも、広告業界にいる人ならわかると思うのですが、アフィリエイトは単純に商品を売るための広告メニューでもあります。
テレビを見る人が少なくなった今、アフィリエイトがなければ商品やサービスは購入されるどころか、認知されないまま終わってしまうこともあります。
もちろん、手っ取り早く稼ごうとして体験してもいない、薄っぺらいブログで儲けようとする人もいますが、そういうブログはいずれGoogleから注意(ペナルティ)を受けて、アクセス数が下がってしまうこともあります。
ありのままの体験談を、それなりの時間をかけて書いているわけですから、それに対してお金をもらうことに罪悪感を抱く必要はないし、叩かれるのもおかしな風潮だなとは思います。(一部のあからさまなアフィリエイターのせいだとは思いますが…)
なので、広告主にしてみれば商品やサービスを宣伝してもらえ、ブロガーにしてみればその対価がもらえる、というwin-winな仕組みとなっているのがアフィリエイトなのです。
- アフィリエイトとは、ブログなどで商品やサービスを紹介し、広告主から宣伝料をもらう仕組みのこと
- 世の中のWEBサービスは広告枠を企業に売ることで運営されている
そして、そんな広告掲載には3つのやり方があります。
Google Adsense(グーグルアドセンス)
ひとつめは『Google Adsense(グーグルアドセンス)』。
これは、記事下などの枠をGoogleさんに提供することで、Googleさんが訪問者に合った適切な広告を出してくれるというもの。
ネットで調べものをすると、しばらくその調べものの内容の広告が出てきたりしませんか?
Googleに限らず、さまざまなWebサービスは一度見たものを広告として、一定期間訪問者に自動で表示させる仕組みを持っています。
このGoogleの枠も似たようなもので、特定の広告を貼るわけではなく、訪問者の検索履歴や属性などから割り出し、その人に合った適切な広告を表示してくれる仕組みとなっております。
ただし、これには審査があり、Googleが定めたルール(プライバシーポリシーがあるか、良質な記事を書いているか)に則っている必要があるので、ブログを5〜10記事ほど書いてから審査に出すと良いです。
ASP(Affiliate Service Provider)
もうひとつのやり方は『ASP』を利用すること。
これは、「Affiliate Service Provider」の略で、広告を出したいメーカーやサービスと間接的に契約を結んで、特定の広告を載せていく形になります。
たとえば、「この商品を自分のブログで紹介したいな」と思ったら、ASPのサイトを見て、特定の商品を探して提携申請をし、発行した専用のリンクやバナーを貼ります。
商品やサービスはASP会社によって様々なので、できれば複数のサイトに登録して探すのがオススメです。
代表的なのは下記です。
この3つは商品やサービス数も多く、登録しておいて損はないかと思うのでオススメです!
Amazonや楽天などのアフィリエイト・プログラム
最後に、Amazonや楽天などは自社でアフィリエイト・プログラムを提供しています。
私もそうですが、ほとんどの商品はこの2つのECサイトで買うことが多いので確実に該当する商品があるかと思われます。
他にも、自社でアフィリエイトプログラムを組んでいるところは多いので、自分が普段愛用しているサイトがあれば、ぜひ調べてみてください!
- 広告を貼るためには3つのやり方がある
- ①Google Adsenseに登録してブログの広告枠を売る
- ②ASPに登録して商品を探し、広告を貼る
- ③自社のアフィリエイトプログラムから商品を探し、広告を貼る
ブログの初期費用は?
続いていよいよ、ブログの開設についてです。
ちなみに、ブログの初期費用はどのくらいかかるのかというと、私の場合は
¥14,400(ブログサービス代)+¥800(ドメイン代)=¥15,200
でした。
「ブログサービス」「ドメイン」については、これから解説していくね!
ブログ開設に必要なものチェックリスト
- ブログサービスの登録
- ドメインの取得
- ASPの登録
とりあえず、上記のものを用意するところから始めます。
まずは、ブログサービスから開設していきます!
おすすめのブログサービスは「はてなブログPRO」
初心者であれば『はてなブログPRO』をオススメします!
『はてなブログ』自体は基本的には無料で使えるのですが、ブログの収入源となる広告を貼るためには有料であるPROに登録する必要があります。
はてなブログPROの料金表
2年コース(40%お得) | 1年コース(30%お得) | 1ヶ月コース |
¥14,400 | ¥8,434 | ¥1,008 |
「有料」ということで少し抵抗があるかもしれませんが、2年コースを選べば月額に換算すると、600円くらいです。
私も2年間コースを契約していたので、「絶対にいつか取り戻してやる!」という気持ちで先行投資するのがオススメ。
はてなブログPROのメリット
- 初心者でも更新しやすい
- アプリでスマホから更新可能
- 広告を貼るのが簡単
- HTMLなどの難しい知識がいらない
- SEOが強い(訪問されやすい)
なかでも、直感的に操作できることと、スマホから隙間時間に更新できるのがはてなブログの強みだと思っています。
ブログはとにかく記事を更新すること、続けることが1番大事。
その点、『はてなブログ』の編集画面はスッキリしていて、メモを書くようにサラサラ〜ッと文章を打ち込んだり、写真を挿入したり、リンクを貼り付けることができるので大好きです!
そしてもうひとつのポイントは、『はてなコミュニティ』があること。
はてなは、『はてなブックマーク』『はてなニュース』などを運営しているので、はてなユーザーがブログに訪問しやすい仕組みができています。
また、「スター」という機能があり、読者が良いと思った記事にスターをつけてくれることでGoogle上位に表示されやすくなったりも。
初心者最大の壁、「誰にも読まれずにモチベーションが続かない」というのも、はてななら回避できちゃいます。
はてなブログPROのデメリット
- カスタマイズがしづらい
個人的にはあまり思い浮かばないな…。
ただ、デザインに関してはすごくシンプルなので、いろいろ凝りたい人には向いていないかもしれません。HTMLやCSSをいじりたい人には『WordPress』をオススメします。
ちなみに私は2年間『はてなブログPRO』で運営したのち、『Wordpress』にお引越ししました。
カスタマイズに関しては自由にやれるので利便性はあがりましたが、スマホから更新するのが難しいので明らかに更新頻度が減りました…。
なので、個人的には初心者には『はてなブログPRO』、更新していくうちにある程度知識が身について物足りなくなったら『Wordpress』へ移行するのが良いと思います!
ブログの住所を示す「ドメイン」を取る
さて、先ほどブログ初期費用のところで少し触れた「ドメイン代」ですが、ブログには、アクセスするための専用の「URL(ドメイン)」が必要です。
なので、「ドメイン」を新たに習得する必要があります。
ドメイン取得サービスで有名なのが、『お名前.com』です。
自分の好きな文字の羅列を入力して、自分の好きなドメインを買います。
「ドメイン」というのは「唯一無二の住所」となるので、世界にひとつしか存在しません。
なので、人気のものはすでに売り切れていたり、なかには10000円以上もする高額なものもあります…!
文字の組み合わせや造語など、他に類を見ないようなドメインは比較的安い傾向にあるので、いろいろ工夫してみてください。
オススメのASPはこの3つ
ASPに関しては、冒頭で話した下記のサービスがオススメです。
これらに加え、Amazonや楽天にも登録しておけば、大抵の商品はカバーできるかと思います。
改めて、
- ブログサービスの登録
- ドメインの取得
- ASPの登録
ここまでのステップが終わったら、いよいよ細かい設定へと移っていきます。